SHIENA WORLD

COLUMN
YOCCOの部屋

シエナ誕生秘話 5

18.04.15YOCCOの部屋

『自宅サロン開業』   

地方で「セッションを受けたい人を集めるから、
施術者として来てほしい」という、
定期的な大口契約につながる
経営者の方とのご縁もできました。

その方の人柄もあったと思いますが、
「東京から来る人」というだけで、
人が集まってくれるというのは、
とても不思議に思えました。

ですが、ありきたりな言葉ではありますが、
これも、やはり人の助けであり、
本当に私は運が良かったのだと思います。

その当時、
月の一週間は地方出張で、

朝早くから、夜遅くまで、
約50セッションを施術し、ホテルに帰る毎日。
本当に缶詰状態で頑張りました。
救いと言えば、
ホテルの朝食が本当においしかったことです。

しかし、それを続けるうちに、
徐々に「私が目指したレリーフィングは、
これなのだろうか・・・」と、
新たな疑問が芽生え始めました。

新しい技術を伝えたくても、
形としてはマッサージと何ら変わりなく
施術をしている様に見える自分自身が、
嫌になってきていて、

これは、レリーフィングではない、
という気持ちが出てきて、
抑えられなくなってきました。

 

「もう地方へは行かない。」
ある日、夫へそう告げました。

当時夫は勤め人であり、
二人で子供の治療にかかった借金を
返済していました。

ですから、
大口契約を打ち切ることは、
その分私の収入が落ちることであり、
家計が厳しくなることを意味していました。

しかし、
言い出したら聞かない
私の性格を理解している夫です。
「YOCCOの好きにしたらいいよ」
とだけ言いました。
夫にはこれまでの協力に感謝しつつも、

今の形では
自分の思うようなエステは出来ないこと、

もっとじっくり
お客様の身体に向き合えるサロンを

自宅で開業したいことを伝えました。

寄りみち